1997 年に理学療法士の免許取得を取得しました。大阪府・奈良県のリハビリテーションセンターや医療療養病棟、回復期病棟、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、整形外科クリニックにて 27 年間、急性期〜維持期(慢性期·生活期) の対応を行ってきました。 乳児期から老年期における脳性麻痺、脳血管・運動器・難病疾患など様々な病態を伴った身体障がい児·者を診てきました。

幅広く対応出来るプロフェッショナルを目指してきた自分にとってはこの 27 年間のセラピスト人生において知識·技術·経験·人間力を高める事が出来、大きな財産となっています。

最近の医療業界におけるセラピストは乳児期から老年期において急性期から維持期での関わりは限定的となりがちなのが現状です。そのため、1 カ所の病院等では幅広くオールマイティーに対応出来るセラピストは育ちにくい環境と言えます。

その反面、自分自身はどんな状況、状態でも対応出来るプロフェッショナルを目指してきたので、大きなアドバンテージと考えています。

沿革・歴史

1997 年 4 月 理学療法士 国家資格取得
1997 年 4 月〜2003 年 3 月  リハビリテーションセンター
2003 年 4 月〜2008 年 3 月  医療療養型病院・介護療養型医療施設
2008 年 4 月〜2013 年 3 月  回復期リハビリテーション病院・介護療養型医療施設・介護老人保健施設
2013 年 4 月〜2019 年 3 月  訪問看護リハビリステーション
2019 年 4 月〜2024 円 6 月  整形外科クリニック
2024 年 7 月         訪問型自費リハビリ Face を設立

資格

理学療法士(1997 年国家資格取得)
国際 PNF 協会 PNF 基礎コース PNFⅠ/Ⅱ 課程修了
国際 PNF 協会 PNF 中級コース PNF3 課程修了
国際 PNF 協会 PNF アドバンスコース PNF3B 課程修了
成人片麻痺の評価と治療 ボバース三週間基礎講習会修了
成人片麻痺の評価と治療 ボバース上級講習会修了
Functional kinetics Klein-Vogelbach コース PartⅠ1 課程修了
Functional kinetics Klein-Vogelbach コース PartⅠ2B 課程修了
日本徒手療法学会 MF1 – MYOFASCIAL MANIPULATION 課程修了
日本徒手療法学会 S1 – INTRODUCTION TO SPINAL EVALUATION AND MANIPULATION 課程修了
全国訪問リハビリテーション振興会主催 訪問リハビリテーション管理者研修会 STEP1〜3 全課程修了
地域包括ケア推進リーダー導入研修課程修了
介護予防推進リーダー導入研修課程修了 など

代表者挨拶

27 年間のセラピスト人生において特別支援学校の身体障がい児や支援学校卒の身体障がい者の関わりが多く、青年期でのリハビリテーションの大切さを痛感しています。

乳幼児期や学童期は比較的、外来リハビリや児童発達支援事業所、支援学校、放課後等デイサービスなどでのセラピストの関わりは比較的多いですが、青年期から成人期にかけてセラピストの関わりは減少します。

しかし、体の成長に伴い、筋骨格系は大きく変化します。変化に伴って本来の障がいは大きく二次的な影響を受ける事があります。そんな大切なタイミングにセラピストの関わりが制限されてしまう現状に疑問を感じていました。

そしてリハビリテーションが体の変化における将来予測に対応する上で非常に大切であると感じています。
健常者はフィットネスジムやヨガ、整体などに通ってコンディショニングを行うことが出来ます。

しかし、先天的後天的な身体障がい児·者の場合、年齢を重ねていく中での身体の変化は大きく、進行速度も早い傾向があります。また、その際、変化に対応する選択肢はそれほど多くなく、徐々に選択肢は限られてきます。障がいの程度によりますが、予防、改善、進行の遅延を促す為にはご自身の身体の事を知り、身体の使い方を学習し、タイミングによっては人による介助、福祉用具の利用、環境面への対応が必要になってきます。

定期的なリハビリを通して総合的なコンディショニングを行う事が出来れば予測できる ADL の低下を予防もしくは軽減や改善、QOL の向上に繋げられると考えます。

障がいに“立ち向かう”、”向き合う“、“受け止める”、”受け入れる“ための体作りのお手伝いが出来れば幸いです。
障がいに“立ち向かう”、”向き合う“、“受け止める”、”受け入れる“ための体作りにはオールマイティーに対応出来るプロフェッショナルさが必要と考えます。自分自身がこれまでに得たすべてを提供し、障がい児・者の手助けになれればと思い、「Face」を開業する事になりました。

Face には「立ち向かう」「向き合う」「受け止める」「受け入れる」といった意味があるので、そんな願い・想いに対応出来る事業所でありたいと思い、「Face」にさせていただきました。